反射神経だけが頼みの秒スキャ手法!
今回は、10秒スキャルピングで毎日数万円単位で勝っているという、とある専業トレーダーのスキャルピング手法の紹介です。
秒スキャというのは、エントリーから決済あでの時間が数秒で完結するスキャルピング手法のことで、一般的に、初心者がやると絶対に勝てない、あっという間にお金が無くなる、と言われることの多い悪名高い秒スキャですが、やはり上手い人は例外のようです。
目次
「秒スキャは安定して勝てない」なんてことはない
- 職業:専業
- 年齢:20代
- 性別:男
- 投資金:300万円ほど
- 取引手法:スキャルピング
- 取引単位:10~30ロット
初めまして。
FXでなんとか生計を立てているものです。
巷でよく「スキャルピングは勝てない」という声をよく耳にするのですが、そのたびに「そんなことはない!」と言いたくて仕方がありませんでした。
今回、私のやっているスキャルピング手法を、紹介することで、少しでも多くの人にスキャルピングでも勝てるんだよ!と思ってもらえれば幸いです。
といっても、FXで年収億単位で稼いでいるような人たちと比べれば、全く大した手法ではありませんし、勝率もそれほど高くありません。
何より、常に取引画面を凝視し続ける必要がいるため、忍耐も必要です。
唯一の取り柄は、誰にでもできるシンプルな手法であること、ただそれだけです。
それでも実際、私はこれでご飯を食べているわけですから、全く勝てないというわけではありません(ちなみに私の場合、勝率は8割程度で、勝つ日は、平均して3~5万円程度。負ける日も同じくらいです)。
こんな稚拙なやり方でもよければぜひ参考にしてください(ただし、今後も勝てる手法なのかどうかは保証できませんし、仮にあなたが大負けしたとしても責任はとりかねますので少額からお試しくださるようお願いします)。
秒スキャの基本的なやり方とルール
私の秒スキャ手法はシンプルではありますが、一応ルールらしきものがありますので、簡単に列挙しておきますと以下のようになります。
- 3連続で陰線が出たら買い(売りの場合は陽線3連続)
- 損切りは5pipsを遵守、利食いは1pipsから5pips
- 1回の負けは総資産の100分の1以下(100の負け越しまで想定)
- ドル円1分足を使用
- 買いは5分足移動平均線が上向きの時(売りは逆)
- 5分足でボリンジャーバンドが拡大傾向があれば見送り
- 3連続陽線でも3つ目が大きく動いた場合は見送り
- 上の場合でも長い髭が出た場合はゴー
- 指標発表直前直後はやらない
- FX業者のスプレッドが広がっている時間帯もやらない
- 迷いは禁物。反射神経が命
基本ルールはいたってシンプル
順に説明しますと、基本ルールは1分足チャートで3連続陽線(陰線)で終了したらエントリーです。
基本、3連続陽線になったことを確認してからエントリーします。
この3連続というのは、特に数学的な意味はなく、過去のチャートを見てみても、4連続陰線陽線はそうはない、という私の経験に基づいています。
もしかしたら2連続、4連続のほうが成績が良くなる可能性はありますが、バックテストは行っていません。
損切りは固定。利食いはケースバイケース
損切りは5pips固定です。これは変えないでください。
ただし、利食いは値動きの勢い等を見て、ケースバイケースで行います。
慣れないうちは利食い千人力で1pipsでも利が乗ればどんどん利食いすることを推奨します。
5分足移動平均線も見る
5分足単純移動平均線も見ておいて、売りが優勢そうな時は見送ります(買いの場合)。
売りが優勢そうか否かは、これも個人の経験から判断しますが、初心者の方でよくわからなければ「移動平均線が下向きの時=売りが優勢」と判断してもかまいません。
ちなみに、移動平均線は特にチャート上に表示する必要はなく、以下で述べるボリンジャーバンドの中央バンドの向きで判断しています。
ボリンジャーバンドも要チェック
基本1pips抜きですから、ボラティリティがあって、かつトレンドが発生していない時が望ましいです。
そのチェックにボリンジャーバンドを利用します。
5分足のボリンジャーバンドが明らかに拡大へと向かっている時(バンドウォークが発生している時)はトレンドが発生する前触れの可能性がありますので、絶対にエントリーしないでください。
またボリンジャーバンドのプラス2αとマイナス2α幅が極端に狭くて、ボラティリティがほとんどない時間帯もさけたほうが良いと思います。
ドル円は時間帯によってはたった1pipsすらほとんど動きませんので、こういう時間帯にトレードするのは時間の無駄です。
休息に当てましょう。
長いローソク足が出たら見送り
3つ目の陽線陰線の時、1つ目2つ目よりも格段に長い(1.5倍くらいが目安)ローソク足が発生する時があります。
そういう時は基本的に見送ります。
あるいは3つの陽線陰線全てがそれまでよりも格段に長い場合も同様です。
こういう場合、5分足のボリンジャーバンドも大きく拡大するでしょうから、5分足と1分足を同時に表示しているPCトレーダーは大丈夫でしょうが、スマホ等での取引で1分足だけを表示、5分足は表示していない、というような人は注意しましょう。
また、3つ目の陽線陰線がそれまでの1.5倍以上であっても、長いひげを残して終了した場合は勝負しても良いと思います。
それまで大きく勝ちこしている等、余裕があればどんどんエントリーしましょう。
指標が発表される直前直後はやらない
これはスキャルピングプレーヤーの常識だとは思いますが、念のために書いておきますが、スプレッドが広がる恐れのある時間帯はできるだけ避けましょう(FX業者によっては日中も広がるケースがあるのでそういう場合は業者変更を推奨)。
夜8時以降にスキャルピングをやるサラリーマントレーダーの方は、ついトレードに集中しすぎて、指標発表の時間を忘れてた!というケースが考えられるので注意が必要です。
トータルでの勝敗を分けるのは利食いのタイミング
このスキャルピング手法でもっとも重要となるのはルール2で述べた利食いのタイミングです。
初心者の方は1pips抜きでいい、と前述しましたが、おそらく1pips抜きだけではトータルでトントンあるいはマイナスになってしまう可能性があります。
なので、最低でも平均2pips以上は利食えるよう、すぐに利食いせずに勝負する必要があります。
1pipsですぐにリカクしてしまうべきか。
あるいは2、3pipsを狙って我慢すべきか。
トータルで安定して稼げるかどうかは、ここにかかっているといっても過言ではありません。
利食いか我慢か。
判断は適格かつ迅速に行う必要がありますが、言うまでもなく、それができるようになるには経験が必要だと思われます。
最初は1pips抜きから始めて、経験を重ねれば、徐々に2pips、3pipsを狙うべきタイミングをつかめるようになると思います。
以上です。
稚拙な文章で申し訳ありませんが、ご理解いただけたでしょうか。
この手法は、前述したとおり、億プレーヤーの手法などとは決して比べ物にならないくらい出来の悪いものだと思います。
しかし、決して使い物にならないというわけではありません。
この手法を使ってみようと言う方は、ぜひ、頑張って自分のものにしてください。
シンプルな手法ですが、思いのほか勝てると思いますよ。
それでは今後も一緒にFXを頑張っていきましょう!