SBI FXトレードの口コミ評判まとめ
SBI FXトレードは、SBIグループのFX専門業者です。
よくある疑問としてSBI証券とどこが違うの?というものがありますが、SBI証券はGMOクリック証券などと同様、総合証券会社で、勿論、FXも取引可能なのですが、米ドル円のスプレッド0.8~1.2銭と、あまり好条件とは言えません。
対して、SBI FXのほうは、1万通貨までなら、現在FX業界で最強スプレッドを誇り、FX初心者から圧倒的な支持を受けています。
何故、GMOクリック証券のように「シングル・サインオン」にせず、二つに分けているのかは、企業戦略等のいろんな事情があるのでしょうが、とにかくFXをメインにするなら、SBI FXのほうが条件的には優遇されています。
目次
SBI FXトレードの特徴
SBI FXは、FX業者としては後発組ですが、SBIグループの持つブランド力で、あっという間に人気業者の仲間入りを果たした感があります。
そんなSBI FXの特徴をまとめてみます。
最強スプレッド業者!?
SBI FXは、GMOクリック証券やDMM.com証券と並んで、もっともスプレッドが狭い業者の一つとして有名です。
勿論、どの業者が一番スプレッドが狭いかは、時期や各業者のキャンペーンによって微妙に上下するので、一概にどこが一番とは言えませんが、1万通貨以内での取引なら、SBI FXトレードがもっともスプレッドが狭くなっている場合が多いようです。
1万通貨以上での取引の場合は、GMOクリック証券やDMM.com証券のほうが、スプレッドは狭くなり、取引コストは安くなるのですが、しかし、これには裏ワザ?があるらしく、例えば10万通貨で取引する場合、1万通貨ずつ10回注文を出して、1万通貨ずつ10回決済すれば、実は1万通貨での取引として扱われ、最小スプレッドが適用されるようです。ただし、面倒ですが(笑)。
1通貨から取引可能
さらっと「1万通貨以内」と書きましたが、通常FXでは1万通貨での取引が最低取引枚数(1枚、1ロット)になっています。
最近は1000通貨(0.1ロット)での取引可能な業者も増えてきましたが、なんとSBI FXトレードさんはたったの1通貨から取引可能です。
SBI FXトレードでは1通貨から取引が可能です。
米ドル円取引の場合、必要証拠金は、たったの4円でOK!
初心者が最初少額から取引できるようにとの配慮なのでしょうが、ここまでする必要があるのかどうかは正直よくわかりません(笑)。
ストップ狩りはしません!
よくFX業界で話題になる、FX業者によるストップ狩り。SBI FXトレードは、公式サイトで「ストップ狩りはしない」と明言しています(NOストップ狩り宣言)。
また、グレーアウト排除も宣言しています。
グレーアウトとは?
各国の経済指標や要人の会見前後は、インターバンク各行が自社の収益低下を嫌って、スプレッドをワイドにするきらいがあります。
なぜならば、インターバンクにはFXのようにレバレッジ規制やロスカット・ルールというものがなく、取引参加者間の信用と契約によって、売買を受けたくない場合は、スプレッドをワイドに提示する、あるいはグレーアウトにすることがあります。
これは、インターバンクが、“今受けられるのはこの値段です。”、“嫌なら他の銀行でトレードしてください。”という意思表示をシステム的に行っている訳で、多くのFX会社でも収益減やトレード損を嫌って、スプレッドのワイド化やプライスのグレーアウトを頻繁に行うといった手法をよく聞きます。
要するに、相場急変時に、スプレッドが拡大するという、FX業界ではもはや当たり前となってしまっていることに遺憾をとなえ、可能な限り、通常スプレッドを維持し、安定したプライスを提供することをポリシーとして掲げている、ということです。
スリッページ情報も開示
また、指定スリッページにおける約定幅を開示するなど、FX業界の不透明な部分にもきりこんでいます。
通常、低スプレッド業者では、ユーザーにとって不利な方向にスリッページする場合が多い、と言われていますが、この辺りの情報に関してもSBI FXトレードは真摯に開示してくれています。
また、成行注文の場合、最初に指定許容スリッページ幅を設定するのが普通ですが、許容幅を超えてスリッページが発生した場合は約定しないことになっています。これはどこのFX業者でも同じですね。
しかし、SBIFXトレードでは、許容幅を超えたスリッページであってもそれが投資家にとって有利なものならば約定するシステムになっています(最優良価格)。
- 許容幅を超えた不利なスリッページは約定せず
- 許容幅を超えていても有利なスリッページは約定する
上記のようにシステムの透明化やユーザーとの情報の共有化を目的とした「お客様システム・サーベランス部会」の他にも、ユーザーから要望があれば、即座にそれにこたえる「サービス向上委員会」なるものも設置されているなど、ユーザー視点で常にサービス向上に努めている様子が公式サイトからは見て取れます。
今はまだGMOクリック証券やDMM.com証券に比べて取引コスト面で少し劣っているため、人気では及びませんが、こういう非常に真面目なFX業者は徐々に人気が出てくるのでは?と個人的には思います。
SBI FXトレードの口コミや評判は?
SBI FXトレードの悪評は、GMOクリック証券やDMM.comよりもユーザーの数そのものが少ないこともあって、数もそれほど多くなければ、手厳しい意見もそれほど見かけません。
SBIFXトレードの良い口コミ
・FX初心者にとっては神業者。
・人民元が取引できる数少ない業者。
・ドルコスト平均法が使える唯一の業者。
・いろいろ問題あるけど、少額での練習用口座として割り切って使うなら良い業者だと思う。
・高スワップ通貨に少額から積立投資できるのはここだけ。
・取引ツールの使い勝手が良い。初心者に配慮されたつくりになっているように感じた。
・スワップは何気に高め。最高ではないけど。
SBIFXトレードの悪い口コミ
・ツールがしょぼい。メンテナンスが頻繁にあるのもうざい。
・サーバーが弱いのか画面がよく固まるんだけど。
・乗り換え組だけど、DMMがサポート神だったからここはどうしても見劣りする。
・他社と比べて為替情報は少な目。この点は初心者にはマイナスだと思う。
・1ドルから取引できるという点は評価できるがそれ以外は何もない。
SBIFXトレードの総評
取引ツールやチャートが使いにくいとか、そういった個人的、主観的な意見はよく見かけますが、スリッページやストップ狩りに関する悪評が少ないのは、SBI FXトレードの真摯な取り組みが功を制しているのかもしれませんね。
そういう意味でも、FX業者(GMOクリック証券やDMM.com証券など)に不信感を抱いている人、真面目でブランド力のある業者で安心してトレードに集中したい人にとっては、SBI FXトレードは、非常に魅力的なFX業者だと言えるのではないでしょうか。
初心者の方にとっては、取引コストでも業界最強になるので、FXデビューにはもってこいです。