MT4が動かない時の主な3つの原因
MT4でデモ口座だけを使用しているユーザーは多いと思いますが、MT4のデモ口座、結構回線が不安定なのか、結構な頻度で動かなくなります。これはもしかすると、無料で他人のサーバーをいつまでも使ってないで、VPSにするなりメイン口座に移行するなり、さっさとせんかい、というFX業者からのメッセージなのかもしれません(笑)。
目次
MT4デモ口座は頻繁に動かなくなる
MT4が動かなくなる理由の第一位は、デモ口座の期限切れ。画面の右下を見て「無効な口座」と表記されていれば、その可能性大です。
おそらく、デモ口座だけMT4を使っているような人は、一度は経験したことがあるではないでしょうか。
この場合、再度、デモ口座の申請を行えば、良いのですが…。
時に、デモ口座申請を行っても「無効な口座」の表記が消えない場合があります。筆者も何回も経験しています。
筆者の体験上、MT4が動かなくなる原因は、上記の「デモ口座の期限切れ」を除いて3つ、タイプがあるように思います。
ただしくMT4がアンインストールできていない
MT4のアンインストールのやり方でも書きましたが、MT4は、アンインストールの手順がほんの少しややこしいです。慣れれば簡単ですが、間違ってうっかり他の重要ファイルを消してしまって、MT4じゃなく、OSを再インストールしなければならなくなるケースもあるくらいです。
単に土日だった(笑)
筆者も一度やらかしたことがあります。
MT4を立ち上げても、全く動かない。チャートも更新されないし、気配値も微動だにしない。
再インストールしても、デモ口座の再申請をしても、接続先サーバーを変えても、結果は同じ。右下に「この口座は無効です」の表示のまま。
何故うごかん!
本当に焦りました。サポートに電話をかけたいところですが、なんせデモ口座。ただでサーバーを借りている立場です。はっきり言ってサーバー代泥棒です。FX業者に相談などできようはずもありません。
とはいえ、当方はMT4はチャートを見るだけで実際に発注とか自動売買とかするわけではないので、いちいち口座開設するのも面倒。
一体どうすれば…。
途方に暮れて、ググりまくって、ようやく真実に気づきました。
「あ。今日、日曜日じゃん」
そうです。為替相場は土日は休み。当然、MT4を起動しても、情報が更新されるはずはありません。
自分の馬鹿さ加減にあきれてものが言えませんでした(もしかすると皆さんにも経験あります?)。
所詮はデモ口座。メイン口座よりも不安定
3つ目の「MT4が動かない理由」。
それはずばりデモ口座だから。
デモ口座のサーバー回線は、メイン口座のサーバー回線よりも不安定です。
当たり前ですよね?
自社に口座を開いてくれているメインユーザーのサーバーと、チャート機能だけを使って、発注など取引は他社で行うデモ口座ユーザーのサーバー。
回線の質が同じはずがありません。あったら、メインユーザーから不満が出て当然でしょう。
スキャルピングプレーヤーなどは、ほんの数秒の遅延すら命取りになりますからね。
快適にMT4を使いたければメイン口座へ移行しよう
というわけで、MT4の不具合や動作不良の問題を、根本的に解決したいと思うなら、MT4に対応しているFX業者に口座を開設して、そこからMT4をダウンロード&インストールしましょう。
口座開設の手続きは多くの場合、数日はかかりますし、面倒ですが、面倒なのは最初だけ。
それに、メイン口座を開設して口座に10万円くらい入れておくだけで、実際に取引をする必要も、ポジションを保持し続ける必要もありません(口座に入金する必要もないかもしれません)。
繰り返しますが、デモ口座は回線や基本仕様などの問題で、結構頻繁に動かなくなったり、遅延が生じたりします。
ストレスフリーにMT4をフルに利用したいなら、メイン口座を開設するのがもっとも賢いやり方だと思います。
最近は「MT4+NDD対応」といったように、MT4業者のスペックもかなりよくなってきているようなので、メインの取引口座にしてしまうのも良いかもしれません。