マネックスFXの特徴と口コミ評判まとめ
マネックスFXは、東証一部上場グループであるマネックス証券株式会社が提供するFX専用サービスです。
FX業界ではあまり有名ではないかもしれませんが、2017年4月より大幅にスプレッドを縮小したキャンペーンを開始、俄然、注目を浴びています。
目次
マネックスFXの特徴
以下、マネックスFXの特徴を簡単にまとめてみます。
スプレッドは?
これまではドル円スプレッド0.5銭(原則固定)など、端的に言うと平均的でぱっとしない印象でしたが、今回のキャンペーン(2017年4月3日~7月1日まで)で、1万通貨以下の取引に限り、主要4通貨ペアで、GMOクリック証券やDMMFX、SBIFXトレードといった並み居る人気業者を上回る低スプレッド(原則固定)が提供されることになりました。
ユーロ円:1.0銭→0.5銭
ユーロドル:1.0pips→0.5pips
豪ドル円:1.0銭→0.5銭
2017年7月1日まで、という限定ではありますが、評判が良ければ延長の可能性も大だそうなので、上記4通貨ペアでトレードしている人で、今の業者よりもより低スプレッドを求めている人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
スワップポイントは?
スワップポイントも比較的高い水準にあります。
ドル円:30円
豪ドル円:36円
など
こちらはキャンペーンではなく、いつも通りのものです。
1000通貨取引への対応は?
マネックスFXも1000通貨単位での取引に対応しています。
先ほど述べたスプレッドキャンペーンと合わせて、より少ない資金かつ取引コストでFXを始めたい初心者にとってうれしい内容となっています。
トータルコントロールとは
マネックスFXの取引ツールにはトータルコントロールという機能がついています。
これは評価損益額(建玉損益+スワップ損益))が、事前に設定しておいた水準に到達すると、建玉が一斉に決済されるという機能。
リスクヘッジとしてポジションを複数所持している場合など、リスク管理に便利な機能となっています。
レートリミッターとは
レートリミッターとは、事前に設定しておいた水準にレートが到達すると、メールで知らせてくれる機能です。
例えば、現在のドル円が116円の時に「115円まで下がったら買いたい」と思っていた場合、この機能を設定しておくと、ドル円が115円まで下がったタイミングでメールで知らせてくれます。
ずっと取引画面を凝視し続ける必要はなく、仮に外出中でも、スマホなどモバイル端末さえあれば、トレードチャンスを逃がすことがありません。
スマホでFXする人が増えつつある昨今、こういった機能はまさに嬉しい限りですね。
マネックス証券「FXPLUS」との違い
ちなみに、総合会社であるマネックス証券に口座を開設している場合、FXPLUSというFXサービスを利用することが可能ですが、マネックスFXとFXPLUSは違うサービスなので、要注意。
マネックスFX→FX専用のサービス。FXしか取引できず、コンテンツもFXに特化。
ちなみにスプレッドやスワップポイント等の面では、当たり前ですがFX専用サービスであるマネックスFXのほうが取引コストの面で断然有利となっています。
同じマネックスグループが運営・提供しているサービスなので、混乱しがちですが、業界再編等、過去にいろいろあったことが原因で、FX業界では同グループ内で複数のFX業者を所持しているのは特に珍しいことではありません(GMOクリック証券とFXプライムbyGMO、DMMFXと外為ジャパンも同じグループ)。
なので、特に気にする必要はないと言えるでしょう。
マネックスFXの2chでの口コミ評判
冒頭で、マネックスFXはあまり有名ではない、と書きましたが、 某掲示板でマネックスFXの口コミを検索してみたところ、結構ありました。筆者があまり関心を持っていなかっただけで、結構、多くの人が利用しているようですね。
ちなみにマネックスFXのネットでの口コミをまとめると以下のようになるみたいです。
スプレッドそこそこ
システム堅め
倒産する心配なし
スワポが端数繰り越しなので1000通貨ではお得な方
約定力もそこそこある
結構、良い評判が多く、少し驚きました。
特にサーバーの安定度とマネックス証券という会社への信頼性の高さが高評価へと繋がっていると感じました。
対してマネックスFXに対する悪評というか悪い口コミは以下の1点に集約されているようです。
(人気大手業者に比べ)やっぱりスプレッド広い
(人気大手業者に比べ)取引ツールが使いにくい
特にスプレッドに関する悪評が多く、やはり多くのFXトレーダーはスプレッドに対するこだわりが高いようですね。
逆に言えば弱点がはっきりしている分、今回紹介した2017年4月3日から7月1日までのキャンペーンが、本サービスとして定着すれば、大手人気業者に迫ることも可能なのかもしれません。