未成年・大学生でも口座開設可能なFX業者

基本的に、金融先物取引のガイドラインにより、20未満の未成年者はFX口座を開設することができません。
ただし、SBIFXトレードだけは「親権者(法定代理人)の同意があれば」という条件付きで、18歳以上なら口座を開設することが可能です。

株式投資は未成年どころか小学生でもOK

ちなみに株式取引の世界では、こちらも親の同意書があることが前提ですが、未成年者でも証券口座を開設することができます。

寧ろ、業界あげて、積極的に未成年者の株式取引を推奨しているところもあり、とある証券会社では、1000人を超える小学生が実際に株式投資を行っているそうです

近い将来「株で年に1億円以上稼ぐ小学生トレーダー」といったテレビ特集番組を頻繁に目にする時代が来るのかもしれません。

何故、株はよくてFXはダメなのか

しかし、FXは先物取引のカテゴリに入るため、例え親の同意書があっても、未成年者はFX口座を開設することはできません。
総合証券会社に口座を持っていても、FX取引はお断り、となるようです。

FXなど、先物取引はレバレッジを効かせて、自分の持ち金の何倍もの資金で取引が可能であるため、精神が未発達な未成年にはリスクが大きいく、また、FX=ギャンブルという世間の風潮もあるため、各社が未成年者の口座開設を見送っているようです。

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ひねくれた見方をすれば、社会のルールを決めているのは一部のお偉いさんであり、株価上昇は、そういったお偉いさんにとってプラスになるから、未成年にもどんどん取引させよう。

そういう意図もあるように感じます。

何故なら、株も小学生がやるには、十分すぎるほどリスクが高いと思うし、親がしっかりと管理するならFXも十分低リスクで取引できるからです。

何故、SBIFXトレードだけ18歳以上OKなのか

SBIFXトレードが、他の業者と違い、未成年者(18歳以上20未満)の人にも口座開設を認めているのは、SBIFXトレードが国内で唯一1通貨から取引ができるから、というのが大きな理由のようです。

一昔前までは、FXは1万通貨が最低取引単位でしたが、近年は最低取引単位を1000通貨にまで引き下げる業者が多くなってきました。

どんどん必要な資金が少なくなり、それにともなって低リスク路線へと進みつつあるFX業界ですが、そんな中でもSBIFXトレードの「最低取引単位が1通貨」は非常に強烈なインパクトがあるように感じます。

最低取引単位1通貨とは、要するに1ドルや1ユーロから取引可能で、仮にドル円のレートが110円から100円にさがった場合、1ドルでの取引なら損失はたったの10円。
必要証拠金も4円と、他のFX業者の1000分の1で済むことになります。

私は以前から、SBIFXトレードの「最低取引単位1通貨」に対して正直「そこまでやる必要があるの?」と思っていたのですが、もしかすると未成年者のFX口座開設を狙った施策の意味合いがあったのかもしれません。

普通の投資家なら、1通貨での取引なんてまずしないでしょうし、必要ありませんからね。

でも未成年者のFX口座開設に対する内外へのアピール、と考えれば、非常に納得がいきます。

FX=ハイリスクというイメージを、ぜひ覆えして欲しいものです。
FXで数百万も負けたことのある私が言うのもなんですが(笑)。

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