FXの安全性と5つのメリット
FXは日本で一番人気のある金融商品です。
同時に、世界中を見渡しても、これほどFXに人気がある国は他にはありません。
日本のFX業者がCMで「取引高世界ナンバー1!」といった売り文句で宣伝しているのは、FXが日本で大人気だから。
当然、人気のある商品はあつかう業者側にとっても儲かる商品ですから、力の入りようも、間違いなく、日本のFX業界が世界で一番に違いありません。
目次
FXが日本で人気がでた理由
FXがこれほどまでに日本で浸透した理由には、大きくわけて5つある、と個人的に思っています。
順に見ていきましょう。
その1:円安でも円高でも利益が出せる
株式投資は、信用取引という中上級者向けのシステムを用いない限り、売りから入ることはできません。
その場合、不況で株価が下がり続けている間は、利益が出しにくいことを意味します。
が、FXの場合、買いでも売りでも参加可能です。ドル円にしろ、ユーロドルにしろ、とある通貨ペアのレートが上がると思えば買い、下がると思えば売りを選択すればいいだけで、非常にシンプルです。そのため初心者にもとっつきやすい、といえます。
その2:24時間取引可能!
為替相場は、24時間オープンしています。付け加えると、日本が休日の日も(ゴールデンウィークやお盆などの大型連休時も)取引可能です。
そのため、昼間働いていて株をやる暇がないようなサラリーマンや、子育てに忙しい主婦の方でも、空いている時間を使って片手間で簡単に取引に参加することができます。
特に最近はスマホアプリを使った取引が可能となり、より便利になりました。
その3:素人でも不利にならない
前回のFXが普通の主婦でも勝てる理由でも解説したとおり、為替相場はプロでも先の予測が難しく、逆に素人でも才能が有ったり、あるいは値動きのコツをつかめば勝つことができます。
株は、知識のある人が、知識がある分だけ有利になる世界なのに対し、FXは経済素人でも、そんなに不利になることはありません。
その4:多彩な会員向けサービスが用意されている
前述したとおり、FXは日本で一番人気のある金融商品です。そのため、FX業者の力の入れようは、半端ではありません。
バイナリーオプションのような、よりFX取引をシンプル化したようなサービスや、あまり取引時間が取れない人向けにシステムトレード(自動売買システム)まで、用意してくれている業者もあり、いろいろ楽しませてくれ、飽きが来ません。
おまけに、会員になるとオンラインセミナーなどにも無料で参加できるようになったりと、まさに至れり尽くせりです。
安全性が高い
FXはギャンブル性の高い商品です。そのFXがこれほど人気がでるのは、やはり日本人はギャンブルが大好きなんでしょう。
しかし、アメリカ人もカジノがあるくらいだからギャンブルが大好きなはず。
では、何故、日本ではFXが流行り、アメリカではあまりFXが流行らないのか。
理由は、その安全性にあります。
日本では、口座を開設していたFX業者が破産した場合信託保全といって全額が保障され、返金されるシステムがあります。
銀行への貯金でもそうですよね。1000万円までなら、例えその銀行が潰れても、全額返ってきます。
しかし、実はアメリカにはこういった金融システムがありません。
銀行が破産すれば、預けたお金は1ドルも返ってきません。
FX業者が経営破たんに陥れば、預けていた投資資金は0になります。
日本でも株式取引は同じようになります。会社の株は、その会社が倒産した時点で、紙屑になってしまいます。
- アメリカでは銀行もFX会社も、他の会社同様に潰れて、資金は戻ってこない。だったら、銀行に預けるより、得体のしれないFX会社の口座に入れておくより、株に投資したほうが安全
- 日本では、株はごみ屑になる可能性があるが、銀行預金もFXも、資金が返ってこないということはない
この差は非常に大きいです。
日本ではFXのリスクは、ほぼ自分でコントロールできるのに対し、アメリカではできないわけですから。
おまけに最近の日本のFX業者は、政府の規制により、厳しい審査を潜り抜けた、いわば精鋭ぞろい。悪質な業者はほとんど存在しません(0ではない?)。
それにくらべ海外のFX業者はあまり規制がなく、やりたい放題です。FXの仕組みの項で、現在国内のFXのレバレッジは25が限界だと書きましたが、海外のFX業者は未だに数百倍のレバレッジが可能になっていたりします。
それはそれで非常に魅力的だったりするわけですが、ただし、規制がないということは、悪質業者が多数存在している可能性が非常に高いともいえます。
日本でも海外のFX業者に入金したら「そのままドロンされた!」なんて被害報告が多数あるくらいですから。
日本人は安全にFXできる環境にある、という点でも、世界一と言っても過言ではないでしょう。