MT4で日本時間を表示させてくれるインジゲーター
MT4をインストールしたら、まず最初にしたいことは、チャートの表示時間の変更です。
メタトレーダーは海外のトレーディングソフトなので、チャートの時間軸は、日本時間ではありません。
経済指標の発表時間等をにらみながらトレードをするタイプの人は、非常に見づらいので、要注意です。
MTへのインジゲーターの追加の仕方
MT4には便利な機能がたくさんあって、その一つがインジゲーターの追加です。
インジゲーター(indicator)とは、直訳すると「指標」のことで、多くの場合は、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標をさします(この場合は違いますが)。
MT4では、世界の誰かが作った(カスタマイズした)オリジナルのインジゲーターを表示する機能が備わっているので、これを使わない手はありません(オリジナルのインジゲーターはたいていネット上で配布されています)。
と、まあ、インジゲーターの説明は置いといて、いずれ使うことになるであろう、この機能、まずはチャートの表示時間を日本時間にしてくれる便利なインジゲーターでテストしてみましょう。
まずは、上記サイトで配布されているJPN_Time_SubZero.mq4というファイルをダウンロードしてください。
次にMT4の取引画面最上部にある
ファイル→データファイルの順にクリック。
MT4では新しいインジゲーターやEAなどはこのデーターファイルに入れることになるので覚えておいてください。
データーファイルの中にある「MQL4」ファイルを開くと、中に「Indicators」というファイルがあるので、そこに先ほどダウンロードしたJPN_Time_SubZero.mq4を保存します。
その後、再び、MT4の取引画面に戻り、画面最上部の
挿入→カスタム→JPN_Time_SubZero
選択すると、チャートの時間表示が日本時間のものに変更されています(カスタムとはカスタムインジゲーターの略)。
ただし、夏時間と冬時間で1時間のずれが生じるため、設定でいちいち半年に一回調整する必要があるので、その点だけが面倒です。
日本語対応のFX業者もある
上記のような設定はMT4が英語表記であるため、少々見づらい部分もあると思います。
そういう場合、日本語対応型のMT4業者に口座を開く、という手もあります(どのみち、遅かれ早かれ、MT4で自動売買や直接取引するには、MT4業者に口座を開設する必要があります)。
例えばFXCMジャパン(現楽天証券)のMT4口座では、通常、英語表記になっているMT4が全て日本語表記になって使いやすいです。
チャートの時間軸は、設定から変更する必要がありますが、日本語表記なのでややこしいところはほとんどありません(24時間電話サポートもありますし)。
ちなみに冬時間ではMT4に表記されている時間に7を足したものが日本時間になります(夏時間では6)。
夏時間:3月第2日曜日~11月第1日曜日
冬時間:11月第1日曜日~3月第2日曜日
この場合でも半年に1回は設定しなおす必要があるわけで、面倒なことに変わりはありませんが(笑)。