MT4の不具合と正しいアンインストールのやり方

MT4はインストールするのは簡単ですが、実はアンインストールはなかなか厄介です。
というのも、インジゲーターやEAなどの設定ファイルが、MT4をアンインストールしても残るような設定になっているため。
MT4の起動プログラムとは別に、フォルダがパソコン内に勝手に作られてしまいます。

そうすることで、FX業者を乗り換えたり、MT4に不具合が発生して、再インストールしても、いちいち最初から設定しなおさなくて良いようにしているのですが、この仕様のため、コントロールパネルの「プログラムの削除」コマンドからアンインストールしてしても、1部ファイルが残ってしまい、再インストールがうまくいかない場合があります。

MT4の完全削除のしかた

再インストールしてもMT4の不具合が治らない、という場合、旧MT4のファイルを全て削除しきれていないことが多いです。
ただしく削除することで不具合が解消する場合があるので、ぜひ、お試しを。

まず「マイコンピューター」を開いて、ハードディスクドライブのCドライブをダブルクリックします。

中に「Program Files(×86)」というファイルが見つかるので、それをクリックしてさらに中身を開きます。

するとMetaTrader4という名前のファイルがあるはずなので(FX業者の名前がついている場合もある)、それを右クリックで直接削除してください。まずこれが第一ステップです。

これでMT4プログラムはアンインストールできたはずですが、パソコンのOSのバージョンによってはまだ削除すべきファイルが残っているので、それを削除していきます。

今度は、Cドライブの中の「Program Files(×86)」フォルダではなく「ユーザー」という名前のフォルダを見つけて、それをクリックして中身を開いてください。

その中に最初にパソコンを購入した際に、PCにつけた名前そのまんまのフォルダがあるはずです。
ありますよね?
明らかに自分がつけたと思われる名前のフォルダが。

次はそのフォルダを開いてください。

するとAppDateという名前のフォルダがあるはず。

ただ、これはいわゆる隠しファイルなので、PCの初期設定では表示されていない人も多いかもしれませんので、まずは隠しファイルを表示する設定に切り替える必要があります。

この設定の仕方はOSやバージョンによって違うのですが、Windows8以降なら、画面上部の表示タブに切り替えてもらえれば、「隠しファイル」というチェックボックスがあるので、ここにチェックを入れると、AppDateという名のフォルダが現れるはずです。

Windows8以外ではわかりませんが、いろいろ画面上部のボタンを押して探してみたら「フォルダと検索のオプション」のような項目が見つかるはずなので、そこに隠しファイルを表示されるチェックボックスがあるはずです。いろいろ探してみてください。

AppDateという名のフォルダが見つかったら今度はそれを開きます。
次にRoamingという名のフォルダを開きます。中を見ると、そこにMetaQuotesという名のフォルダがあるはず(メタクオーツ社と言えばMT4の開発業者です)。

MT4を全削除するためには、このフォルダの中身も全削除する必要があります(右クリック→削除)。

その後に、通常のコントロールパネルから「プログラムのアンインストール」で、MetaTrader4を削除すれば完了。

おそらくここまででMT4のアンインストールは完了しているはずなので、エラー表示がでますが、かまわず「はい」ボタンをクリックしてください。

これで、MT4の関連ファイルはPC上から完全になくなりましたので、再インストールするなり、ややこしいMT4に見切りをつけて、おさらばするなり、自由にしてください。

  1. pc→OS(C:)→Program Files(×86)→MetaTrader4を削除
  2. 隠しファイル表示のチェックボックスにチェックを入れる
  3. pc→os(C:)→ユーザー→PCの名前→AppDate→Roaming→MetaQuotesを削除
  4. コントロールパネル→プログラムの削除→MetaTrader4を削除

まとめると以上です。

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