ひまわり証券「ひまわりFX」の特徴と口コミ評判まとめ
ひまわり証券は、日本で最初にFXサービスを開始したいわばパイオニア的存在。
テレビやネットでの広告も控えめなこともあってか知名度的にはGMOクリック証券やDMMドットコム証券に比べると大きく劣りますが、顧客満足度No1を目指し、独自のサービスで、知る人ぞ知る優良FX業者となっています。
目次
ひまわりFXの特徴
ひまわり証券の「ひまわりFX」の特徴を簡潔にまとめると以下のようになります。
- 動画・セミナーが充実
- 為替コンテンツが充実
- 取引通貨ペアが豊富(24種類)
- シストレ(エコトレ)が人気
- スプレッドが広い
- 最小取引枚数1万通貨
順番に見ていきましょう。
ネット動画サービスが人気
毎日夕方の16時に更新されるFX情報番組「ひまわりFXイブニングチョイス」がひまわりFXの一番の人気コンテンツ。
主にその日の注目経済指標や今後の相場の動向、売買の指標となるチャートポイントなど要点をまとめわかりやすく解説。
欧州タイム・ニューヨークタイムでのトレードに備えることができます。
10分間の短い番組に情報が凝縮されているため、忙しい主婦やサラリーマントレーダーの方にとっては、非常にありがたい存在。
月曜から金曜まで5人のナビゲーターガールが入れかわり担当。
彼女たちはプロのキャスターだそうで、非常に聞き取りやすい点も好評です。
WEBセミナーも充実
またWEBセミナーも頻繁に開催。
各講師の得意なジャンル(テクニカル分析orファンダメンタルズ分析、デイトレor長期投資)や切り口でわかりやすく解説してくれるので、FXを始めたばかりの初心者の方には非常に勉強になるはずです。
為替情報が満載
また、為替マーケット情報が充実しているのもひまわりFXの特徴です。
以下の画像はマット今井こと今井雅人氏率いるグローバルインフォ株式会社提供のマーケットニュース。
また、デイトレナビゲーションもデイトレーダーには非常に参考になるかも。
Win-invest Japan株式会社のトレーダー兼講師である齊藤トモラニ氏による独自のテクニカルレポートが読めるのはひまわり証券だけです。
他にも週刊レポートや月間レポートも充実。
その週やその月に起こった相場の動きを復習するのに便利です。
独自ツールも存在
また、独自ツール「さきどりテクニカル」もあります。
FXプライムbyGMOの「ぱっとみテクニカル」やセントラル短資FXの「みらいチャート」などとほぼ同じサービスですね。
また、ボリンジャーバンドとRSIを融合したひまわり証券のオリジナルテクニカル分析も高機能チャートツール「ひまわりFX PRO」に搭載。
「HWBR」とは、ひまわり証券のオリジナルテクニカル分析の名称です。最大の特長は、新規と決済のレートが明確に出現する点です。これは、HWBRの形状によって、事前準備ができるためです。PC専用ダウンロード型ツールの「ひまわりFX PRO」に搭載されております。トレンド系テクニカルの「ボリンジャーバンド」にオシレーター系テクニカルの「RSI」を重ね合わせたもので、トレードのヒントを数多く提供してくれるテクニカル指標となっております。お客様自身のアレンジを加えていただくことで、より使いやすいテクニカル指標にもなります。
HWBRの使い方はこちらのサイトに詳しく乗っているので参考に。
ひまわりFXの口コミ評判
ここまで見てきたところひまわり証券は
- 初心者向けのサポートツールやコンテンツが満載
- 特にデイトレ向けのコンテンツに力を入れている
というのが個人的に感じたところですが、では、実際にひまわり証券に口座を開設しているユーザーたちはどのように評価しているのか。
ネット上(主に2ch)等で仕入れた口コミをもとにまとめてみたいと思います。
ひまわり証券の良い口コミ
- 古参だけどツールが使いやすいので今も居座ってる
- セカンド口座としては優秀
- 約定力は高い。そこだけは満足
- 信頼性だけがとりえ
それほどメジャーなFX業者ではない印象がありましたが、FX業界のパイオニアだけあって、ネットでの口コミは意外に多く見つかりました(古いものが多かったですが……)。
やはりここまでまとめてきたようにひまわり証券の売りである取引ツールの使いやすさ、初心者向け情報コンテンツの充実、あとは会社に対する信頼性といったものを評価する声が多いようです。
ひまわり証券の悪評
対して悪評もちらほら(大手に比べれば少ないですが)。
こちらもある意味予想通り。
ひまわり証券に対する悪評は次の一言にまとめられます。
スプ広すぎ。
やはりこれでしたね(笑)。
そうです。
最初のほうに述べたとおり、ひまわり証券のスプレッドはかなり広い部類に分類されます。
ドル円スプレッド0.5銭以下が主流となりつつある今のFX業界でドル円スプレッド1銭は、正直広すぎるのでは?
というのが個人的な感想ですし、多くのFXプレーヤーも同じように思っているようですね。
FX業者には、GMOクリック証券やDMM.com証券のようないわゆる低スプレッドを売りにしている業者と、FXプライムbyGMOやセントラル短資FXのようなスプレッドは広いけど、初心者向け相場分析コンテンツの充実が売りの業者、大きく分けて2通りのタイプがあって、ひまわり証券さんは後者のタイプ。
だと見れば、約定力の高さと合わせると、スプレッドの広さはあまり気にならないと言えなくもないですが……。
オリジナルコンテンツ「デイトレナビゲーション」や主にデイトレ向けのオリジナルテクニカル指標であるHWBRなど、どちらかというとひまわり証券さんはデイトレーダー向けのツールやコンテンツが充実している感があるのに、デイトレ―ダーが一番重要視する肝心のスプレッドがこれでは、新規ユーザーに対するアピール力が弱いかなというのが正直な感想ところです。
少し勿体ないですね。
ひまわり証券のもう一つの欠点
そして決して見逃せないひまわりFXのもう一つの大きな欠点。
それは1000通貨単位での取引に対応していないこと。
初心者向けの動画や為替情報コンテンツが売りなのに、初心者が最も重要視する「少ない金額での取引」ができない……。
このあたりも大きなマイナスのように感じます。
まとめ:ひまわり証券はこんな人におススメ
以上をまとめると、ひまわり証券がおすすめと相性のよさそうなタイプは以下のような人だといえそうです。
- ひまわり証券独自の相場分析情報に興味がある
- 特にデイトレーダー
- エコトレ(自動売買)がやりたい
- スプレッドよりも約定力を重視
- 資金はそれなりにあるので最小取引単位にはこだわらない
- 大手FX業者に満足できない
FX口座は複数の業者で持っていてもなんの問題もありません。
今使っているFX業者に不満のある人や他のFX業者にも興味がある人は勿論、これからFXを始めるにあたり何よりも信頼性の高い業者を選びたい、というような初心者の方は、試しにひまわり証券に口座を開設してみてはいかがでしょうか。
ひまわり証券は、他のFX業者が重要視しているスプレッドや最小取引枚数においては他社に劣りますが、その反面、オリジナルコンテンツやツールなど、独自色の強いFX業者でもあります。
なので、大手のFX業者のサービスが合わなかった人など、ひまわり証券とは非常に相性が良い可能性があります。
大手のFX業者とひまわり証券。
低スプレッド業者と為替情報収集用のFX業者。
同時に開設して、実際に使ってみて両者を比較してみるのも良いかもしれませんね。