外為ジャパンの口コミ評判まとめ
一部のユーザーに熱狂的な支持を受けていたMJが、DMM.com証券に買収され、外為ジャパンとして生まれ変わりました。
ここ2,3年の間にFXを始めたような人からすれば、ネットで口コミを探してもあまりでてこないくらいの結構マイナーなFX業者ですが、昔からFXをやっている人にとってMJは超有名でしたので、私も外為ジャパンには口座を持っていて、以前はお世話になったことがあります。
最近は、他の業者さんをメインにしているため、すっかりこちらで取引することはなくなりましたが、なかなか取引ツールが使いやすかったことは覚えています。
取りあえず、以下、外為ジャパンの特徴をまとめてみます。
目次
外為ジャパンの特徴
外為ジャパンはいまやDMM.com証券傘下ですが、胴元は同じでも、会社の運営スタッフが違うようで、DMM FXとは全く違うサービスを提供しています。
ただ、サービスの方向性のようなものは似ていてGMOクリック証券とFXプライムbyGMOが全く別の方向を向いているのとは対照的です。
スプレッドは最狭クラス
外為ジャパンの提供スプレッドは、GMOクリック証券「FXネオ」やDMM.com証券「DMM FX」と肩を並べ、国内トップ集団の一角を占めています。
DMM FXとの違いは、勿論、取引ツールやシステムは違いますが、もっとも大きな違いは、1000通貨(0,1ロット)での取引に対応しているということでしょう。
GMOクリック証券「FXネオ」やDMM.com証券「DMM FX」は、最低取引枚数が1万通貨ですが、外為ジャパンは1000通貨から。1ドル=100円の時なら、必要証拠金はたったの4千円と少額で済むため、初心者が最初にFXを始める口座としては、非常に安心感があります。
ただし、取引可能通貨ペアの数は、本家のDMM FXより若干少ないので、その点は注意が必要ですが。
法人口座のレバレッジ100倍
法人口座の場合、レバレッジが100倍まで適用され、例えば1000万円の投資資金で10億円分の取引が実現可能になります。
DMM FXは25倍なので、法人口座を作りたいという方は外為ジャパンのほうが、よりハイリスク・ハイリターンな取引が可能になります。
追記:2017年2月27日から、レバレッジ規制により、レバレッジ最大25倍の変動制になってしまいました(DMMFXと同じ)。
平日24時間サポート
外為ジャパンも他の優良FX業者と同様、24時間サポートに対応(メールや電話だけでなくLINEもOK)しているので、何かトラブルが発生した場合、深夜であっても、即メールで問い合わせをすることができます。
LINEでの24時間サポートがある点も本家のDMM FXと同じで、初心者に優しいと言えます。
スキャルピングOK?
低スプレッド業者で、頻繁にスキャルピングをしていると口座凍結される、という噂が有名ネット掲示板を中心に広がっていますが、外為ジャパンは、公式サイトで、堂々とスキャルピング歓迎の意を表しています。
もし、あなたが、他のFX業者で実際に口座凍結にあったのなら、外為ジャパンへの乗り換えは、検討してもいいのではないでしょうか。
DMM FXとの違い
先ほども述べたとおり、DMMFXと外為ジャパンはどちらも同じDMM.dom証券の運営するFXサービスです。
といっても、旧MJがDMMドットコム証券に買収されただけで、サービスの内容自体はさほぼ変化はないようなので、両者のサービス内容(取引ツール、スプレッド、スワップポイントなど)は、全く同じではありません。
これも先ほど述べましたね。
多くの人が使っている、という点において外為ジャパンは所詮はマイナー。
口座開設数国内第一位のDMMFXとは比べ物にならないかもしれませんが、唯一優っているのは、先ほども述べた1000通貨単位での取引が可能という点でしょう。
この点を重視するならDMMFXよりも外為ジャパンのほうがおすすめかもしれません(逆に言うなら1000通貨単位にこだわらないならDMMFXのほうがおすすめ)。
外為ジャパンの悪評
外為ジャパンは、胴元のDMM.com証券「DMM FX」やGMOクリック証券と並ぶ、業界最強クラスの低スプレッド提供業者であるため、ユーザーの大半が「スキャルピングメイン」だという特徴があります。
低スプレッド業者は、スリッページに対するスキャルパーの不評のため、他社に比べて悪評が非常に多い傾向があるのですが、外為ジャパンもその例外ではありません。
ここのスリッページって酷いよね。
ネット上の外為ジャパンの悪評は上記のようなスリッページに関するものが大部分を占めています。
が、そもそも、考えてみればわかると思いますが、スプレッド1銭以内で、スリッページなし、なんてFX業者は世界中のどこにも存在しません。
そんな業者があったら、誰でも好きなだけ儲けることが可能になってしまいます。
なので、外為ジャパンをメインの取引口座にするかどうかは、外為ジャパンのスリッページがGMOクリック証券やDMM FXや、あるいはSBI FXトレードなど他社と比べてどうなのか、あるいは、自分にとって、そのスリッページが許容範囲なのかどうかなどを、実際に口座開設して見極める必要があります(勿論、取引ツールの使いやすさなどもチェックする必要あり)。
本当のところは実際に使ってみないとわからない
FX業者の本当のスペックは、実際に使ってみないと、細かい部分は、口コミや他人の意見では、絶対にわからないものです。
外為ジャパンを含む、低スプレッド業者は、口コミでぼろくそに言われている場合が少なくないので、口座開設には躊躇する人が多いかもしれませんが、実際、使ってみると、それほどでもない、ということはよくある話です(これもよく考えてみればわかると思いますが、どんなに悪評の多いFX業者も実際に使っている人がいるからサービスが成り立っています)。
特にFX業界では、負け組トレーダーの恨みつらみが、悪評となって、ネット上のいろんなところに散らばっていますので、自分の目で見極めることは大切です(ちなみに、個人的には外為ジャパンは、比較的優秀なFX業者の部類に入ると思っています)。