FXプライムbyGMO「ちょいトレFX」とは?
FXプライムbyGMOの「ちょいトレFX」は、誰でも簡単にストラテジーや売買ルールを作成できる画期的なシストレツールです。
他のFX業者の提供するシストレサービスとは以下の3点で大きく異なっています。
- オリジナルのストラテジーが簡単に作れる
- 作ったMYストラテジのバックテストが可能
- 業者の用意したストラテジも選択可能
ちょいトレFXの使い方
ちょいトレFXは、ミラートレーダーなど従来の「他人が作ったストラテジーを選択する」タイプとは異なり、自分でストラテジーを作りたい人向けのサービスでありながら、MT4のように自分でプログラミングをする必要もありません(プログラムスキル不要)。
そういう意味では、自動売買が初めての方でも簡単に利用することができます(FXはFXプライムbyGMOに口座を開設している人なら、すぐにでも利用できます)。
MT4のEAのように、一応、業者が用意したサンプルストラテジも使用することができますが、メインは「プログラムスキルはないが自分でストラテジーを作りたい人向け」のシストレサービス。
以下、オリジナルストラテジーの作り方を簡単に説明してみます。
ストラテジー・売買ルールの作り方
まずステップ1で基本となる条件を設定します。
- 取引通貨
- 使用するローソク足
- 買いか売りか
- 取引枚数
- 強制終了になる損失額
次に、ステップ2では、エントリーのための売買ルールを作成します(この売買シグナルに従って自動でエントリーするようになります)。
使えるトレンド系テクニカル指標は、移動平均線、価格、一目均衡表、ボリンジャーバンド、パラボリック、エンベローブ、乖離率、CCI、カギ足、移動平均乖離率。
オシレーター系テクニカル指標は、RSI、ストキャスティクス、スローストキャスティクス、RCI、サイコロジカルライン、ADX、MACD、モメンタム、ROC、オシレーターで、複数のテクニカル指標のシグナルを組み合わせて売買シグナルを組み立てていきます。
以下の表は適当に組み合わせた例ですが、勿論、すべての条件を満たす(AND)か一つ以上の条件を満たす(OR)のどちらかを選択することができます。
次にステップ3では、決済注文の売買ルールを組み立てるのですが、これはステップ2とやり方は同じなので省略。
ステップ4ではオプション条件を追加していきます。
オプション条件は利食い幅や途転の条件設定など4種類ありますが、
勿論、追加する必要があるわけではありません。いわゆるトッピングですね。
最後にステップ5でバックテストと任意でパラメーターの最適化を行います。
バックテストの結果は以下のように表示され、損益グラフや取引履歴なども参照することができます
ちなみに以下の表は、適当に作ったストラテジなのでバックテストの結果は散々なものになっています(笑)。
で、うまい具合にバックテストの結果も良好なストラテジが作れたら、MYストラレジに保存。
保存してあるMYストラテジを稼働状態にすることで、以後、自動売買を勝手に行ってくれるようになります(まだ不安がある場合はテスト運用をすることも可能です)。
用意されてあるストラテジーを利用することも可能
前述しましたが、ちょいトレFXでは自分でオリジナルのストラテジーを作るだけでなく、業者側が用意した結構な数のサンプル・ストラテジーの中から、ミラートレーダーのように選んで使うことも可能です。ミラートレーダーと違うのは、以下の2点。
- ストラテジーの中身を見れる
- ストラテジーを修正できる
ストラテジーの詳しい説明なんかも見ることができて、これを見ているだけで結構勉強になります。
勿論、修正できるということから、1からオリジナルのストラテジーを作るのが面倒あるいは難しそうというような人でも、サンプルを修正→バックテスト→再度修正という仮定を経ることで、より上質なストラテジを手に入れることができる可能性があります。
ちょいトレFXのデメリット
以上、もう一度、ちょいトレFXの特徴をまとめると
- 自分オリジナルのストラテジーが比較的簡単に作れる
- 作ったMYストラテジのバックテストが可能
- 業者の用意したサンプル・ストラテジも選択可能
- サンプルストラテジの中身を見ることが可能
- サンプルストラテジを修正・改良することも可能
- プログラムスキルは一切不要
どうでしょう?
結構、画期的というか、すばらしいサービスだと思いませんか?
ただし、唯一と言っていいか、こればっかりは仕方がないのですが、ちょいトレFXにも、欠点があります。
それは、パソコンを起動させていないとストラテジーが働かない、ということです。
この点がミラートレーダーと違うところで、ミラトレーダーは、業者のシステム(サーバー)のほうで勝手に売買シグナルを計算してくれますが、ちょいトレFXやMT4などは、自分のパソコンでシグナルを判定し、売買注文を出すことになります。
要するにパソコンの電源を落としていたりするのは勿論、取引に使うパソコンのスペックも重要になってきます。
ただしお名前.com WindowsデスクトップのようなVPS(クラウド型デスクトップサービス)を利用することで、24時間ストラテジーを動かすことが可能です(MT4と同様です)。
VPSとは簡単に言ってしまえば、ネット上(クラウド)に、1年365日1日24時間ずっと稼働している高性能コンピューターを借りることのできるサービスのことで、このクラウドのコンピューターにFXの自動売買の管理を任せることで、自宅のパソコンを起動していなくても(スペックが低くくても)一切問題なくなります。
利用料金がかかりますので(月額2000円程度から)、もしかするとFX初心者の方にとっては面倒に感じるかもしれませんね。
この点で、より簡単でシンプルなミラートレーダーに、ちょいトレFXは人気の面では負けてしまっているのでしょう。
ただし、この点をクリアできれば、個人的には、ちょいトレFXは、多くの人にとって、イチオシのシステムトレードサービスになるのではないでしょうか。
バックテスト機能を使うだけ、サンプル・ストラテジを裁量トレードの参考にするだけ、などいろいろな応用もできるので、ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
FXプライムbyGMOは、ちょいトレFXだけでなく、ミラートレーダーやバイナリ―オプションも利用できるので、口座を開設しておいて決して損はないと思います。