FXで日給1万円の副収入を得るのはどれくらい難しい?

近年の不景気で、副業でFXを始めようと考える人は少なくありません。筆者自身「FXをやっている」というと、結構な年下の若者に「儲かりますか?」みたいに興味津々の目で質問攻めされることがよくあります。若い世代の人ほど、将来に強い不安を感じているのでしょうか。
で、どのくらい欲しいの?と問うと、ほとんどの人が答える金額が1万円。
「そうですね。日給1万円くらいは欲しいですね」と、さも簡単なことのように答えます。

日給1万円って…。
要するに月20万。人間一人が暮らしていける金額です。もはや副業とは呼べないレベルです(笑)。
FXで月20万、そんなに簡単に稼げるのだったら、誰も汗水流して働こうとはしませんよね(笑)。

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FXで毎日1万円はそんなに難しくない?

正直言うと、FXで毎日1万円を安定して稼ぐのは、相当上級者の方でも難しいのではないでしょうか。
しかし、毎日1万円ではなく「月20万」として考えるのなら、難易度は結構下がります。

言うまでもなく、安定して、つまり勝率100%というのは、よほど神がかり的なものでも働かない限り無理なわけですから、たかが1万円と言えども、毎日利益を上げ続けるというのは、相当なトレード技術と経験が必要になってくると考えるべきでしょう。

月収20万の副収入と考えると簡単?

もし、あなたが専業FXトレーダーなら、月収20万稼ぐのは、勿論、そう簡単ではありませんが、FX初心者が月30万円稼ぐための方法でも書いたシミュレーションを適用すると、それほど難易度が高くない、不可能ではないことがわかってもらえると思います。

  1. 1日20回、1月400回のデイトレ
  2. 1回のトレードあたり30pips抜き
  3. 1月の取引コスト120pips(スプレッド0,3pipsで計算)
  4. 1月の目標利益200pips
  5. 取引枚数10万通貨
  6. リスクリワードレシオ(利食い幅÷損切り幅)は1

1月に320pips勝てば良いわけですから、1回当たりの30pipsで割ると、11の勝ち越しが必要で、勝率は206勝194敗の5割1分5厘が維持できればOK、ということがわかります。

ちなみに、これは月30万勝つ場合に必要な207勝193敗とほとんど変わりません(笑)。

勿論、利食いと損切り幅の割合や1トレード当たりの目標pips等を変更すれば、いろいろ変わってくるのかもしれませんが、そもそもFXは安定して勝てるトレード技術があるなら、レバレッジを倍にすれば、収入も倍になるので、月20万も月30万も、実はあまり難易度は変わりません。

ただしここで問題になってくるのは上記のシミュレーションは1日20回のトレードを想定している、ということ。
これは専業トレーダーなら可能でしょうが、副業で、夜2時間くらいしか時間がとれない、というようなサラリーマントレーダーにとってはとても困難な数字でしょう。

FXで月20万の副収入実現のためには

となると、当然、1日あたりのトレード回数を減らす必要があります。仮に1日1回、月20回の取引、としましょう。
トレード回数を減らせば、当然、1回当たりのトレードにおける目標pipsも上げる必要があります(でないと必要勝率が高くなりすぎる)。
仮にドル円でトレードすると仮定すれば、ドル円は1日1円も動かないことを考えると、目標pipsは100pips以下にしておくほうが良いと思われます。ここでは仮に100pipsとしておきます。

リスクリワードレシオは黄金比率と呼ばれる3にしたいところですが、それだと損切りが33pipsで、計算がややこしくなるので(笑)、50pipsに設定。つまりリスクリワードレシオは2にします。

  1. 1日1回、月20回のトレード
  2. 1トレード当たり100pips抜きを目標
  3. 損切りは50pips
  4. 1月20万=200pipsの勝ち越しが必要
  5. 取引枚数10万枚

これでシミュ―レーションしてみると、8勝12敗、勝率3割3分3厘で目標が達成できる、ということがわかります(今回スプレッドは無視しています)。

どうでしょうか。

決して簡単ではないとは思いますが、決して無理な数字ではない、と思いませんか?
勿論、バルサラの破産確率表でも書いた通り、破産確率を低くするためには、必要資金は最低でも100万円は欲しい所ですが。

毎日1万円の副収入を得るには?

ちなみに「月20万円稼ぐ」と同じようで難易度は大きく異なると前述した「毎日1万円安定して稼ぐ」ですが、それも一応シミュレーションをしてみます。

毎日確実に1万円分勝つためには、当然、トレードスタイルは回転売買(スキャルピング)ということになります。
仮に目標利食い幅は10pipsくらいとします。損切り幅も同じ10pips(それ以上小さくすると経済指標の発表時等、FX業者のシステム次第ではあっという間にロスカットになりそうなので)。

1日のエントリー回数はやや多め?に見積もって15回くらいに設定しておきます。

  1. 1日15回のトレード
  2. 10pips抜き
  3. 損切りも10pips
  4. 10ロットなら1日10pipsの勝ち越し必要

今回もスプレッドは誤差程度なので無視すると、勝率は8勝7敗の5割3分3厘が必要ということに。というより1回勝ち越せばいいだけで、仮に最初のトレードで勝てば、日給1万円は確保されるので、その後はトレードする必要はありません。

こういうふうに書くと、結構「あれ?簡単じゃん?」みたいに思う人もいるかもしれません。
特に経験の浅い初心者には上記の月20万の場合よりも計算が単純な分だけ簡単に思えるかもしれません。
が、FXを始めてみると必ず実感することですが、やってみるとこれが意外と難しい……。

何が難しいって毎日勝つってことがです。勝率5割以上を維持し続けることがです。

勿論、これは個人の能力や特性、性格的なものにもよるでしょうが、筆者の経験上、スキャルピングで「毎日安定して1勝勝ち越す」よりも「毎月20万、勝率3割3分3厘」のほうがはるかに簡単のように感じています。

というわけで、FX初心者の方はとりあえず1万通貨(1000通貨でも良い)から始めて、どちらのトレードスタイルのほうが自分に向いているのか、最初に確かめてみることをお勧めします。

どちらもトレードスタイルでも、もし確立できれば、レバレッジを倍にするだけで収入も倍にできるのがFXの醍醐味なので、最初から焦って欲張らないことが肝心ですよ。


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