FXのエントリーや利益確定のタイミングに関する考え方

FX初心者の多くは損切りが上手くできないがために、あっという間に資金を溶かしていしまいますが、仮に損切りを上手くできるようになったとしても、所詮は利益と損失がフィフティー・フィフティーになるだけで、結局儲からないことが多いです。

FXで利益を上げつづけたければ、損切りだけでなく、エントリーのタイミングや特に利食いのテクニックを磨く必要があります。

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利益確定の上手さこそが初心者と上級者の差

FXで儲けるコツは、一言でいうと「取れる時にとことんとる」だと筆者は思っています。

というのも、相場は予測が難しく、結局、誰がやっても上がるか下がるか5割前後の的中率にしかならないからです。

5割1分以上で予想が的中なら将来は億万長者。4割9分なら1年後には退場。
筆者はこのくらいの感覚でいます(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)。

筆者の場合、FXを2008年からやっていますが、予測が的中する確率はほとんど変わっていません(少しは当たるようになりましたが)。
勿論、これは筆者だけの話ではなく、実際、他のFX経験者の話を聞いても、予測的中率という点では、ほとんど変わらない、という人の割合が多いです。

皆さんも知っている通り、カリスマトレーダーとか元為替ディーラーとか相場アナリティストとか、この業界にはいろいろいますし、彼らの相場予想を目にすることも多いと思いますが、どうでしょう、彼らの相場予想ってそれほど的中しませんよね(笑)。

筆者も昔は、そういったカリスマトレーダーとかの相場観を完全に信じ切っていた時がありますが(そして大失敗しました笑)、今は全く信じないようにしています。

何故なら、FXで勝っている人とそうでない人の差は「損切りの上手さ」ではなく「利食いの上手さ」にある、と痛感するようになったからです。

「損切りをしっかりしろ」とFXの入門書に書いてありますが、損切りなんてやろうと思えば誰でもできますよね?
損切りができれば大損することはなくなりますが、だからといってそれで勝てるようになるのなら、言ってしまえばだれでも勝てるようになることを意味します。

そんな甘い話はありません。

FX利益確定のテクニック

利益確定のタイミングやテクニックは勿論、人ぞれぞれ。
皆が違うやり方を用いていると思いますが、ここでは筆者の利益確定のテクニックについていろいろと書いてみたいと思います。

勿論、残念ながら筆者はそれほど儲けている凄腕トレーダーではないので、そのテクニックもしょぼいものばかりかもしれませんが、参考までにぜひ、見ていってください(笑)。

利益確定のタイミング

利益確定のタイミングのはかり方にはいろいろ方法があります。

  1. pipsで決める(利食い50pipsなど)
  2. テクニカル分析で決める(シグナル反転で途転など)
  3. きりのいいところで利食い

この中でできればやらないほうが良い、と個人的に思っているのは1と3です。
理由は「取れる時に大きく取る」という戦術が使えないからです。

基本的に筆者はポジションサイジングというテクニックを用いていつも利食いを行っています。

相場のトレンドの状況を常に3つのタイプで判別し

  1. トレンド弱で1枚エントリー
  2. トレンド中で2枚エントリー
  3. トレンド強で3枚エントリー

と言った具合に、常に同じロット数で取引しないのですが、利益確定の際も

  1. トレンド強から中へ:1枚だけ利食い
  2. トレンド強から弱へ:2枚だけ利食い
  3. トレンド弱からレンジへ:全建玉決済

という具合にやります。

更に

  1. トレンド弱からトレンド中へ:1枚買い増し
  2. トレンド弱からトレンド強へ:2枚買い増し

といった具合に買い増しや売りましをすることで勝てる時に大きくとることができます。

大きく取る=利食い幅を広くする

ではなく、ロット数を多くするのがコツ。

勿論、トレンドの強弱をどうやって把握するのかといった難題があるのですが、テクニカルツールと3本の移動平均線を組み合わせたやり方なんかは、初心者にもわかりやすくておススメです。

ボリンジャーバンドを使ったエントリーと決済の例

例えば下の画像の局面。

exit1

ボリンジャーバンドのバンド幅が収束気味で、ローソク足が-2αにさしかかっていますから、セオリーで言えば逆張りのロングで仕掛けたいところですが、しかしバンドも中央線もローソク足も下向きでいまいち自信が持てない局面ではあります。

こういう場合、少しだけ、例えば1ロットだけロングにします。
そうすると、逆に言ったとしても損失はそれほどではありません。

しかし、局面は期待通りの方向へ動いていくれました。

exit2

-2αをサポートにじりじりと値を上げ、今度は+2αに差し掛かりました。
このままいっきにバンドウォークでもしてくれればいいのですが、バンドの幅は収束気味かつ陰線が発生してしまいましたので、セオリーで言えば、ここは利食いすべきところと言えるかもしれません。

しかし、ここですんなり利益確定を急いでしまっているようでは、いつまでたっても勝てるトレーダーにはなれない、と筆者は思います。

この局面では

  • ポジションの1部だけリカク
  • 強気に買い増し

の2択だと思います。

前者は、少し弱気。ここ最近、調子が悪いあるいは普通。そういう時に使う感じです。

対して後者は強気。
テクニカルシグナルは売りであるにもかかわらず、更に買い増しするわけですから、当然、ここまで勝ちが先行していて、運も味方しているような日にやる感じです。

仮に買い増しした後、中央帯のあたりまで下がってしまった場合でも、建玉の平均レートはそのくらいなのでおそらくプラスマイナス0。
強気に攻めても良い場面と言えます。

結果はどうなったかというと……。

exit3

1本の陰線をフェイクに、結局バンドウォークで一気に大上昇。大きく利食うことに成功しました。

勿論、これは非常にうまくいった例ですが、しかし、決して結果論ではありません。

  • 最初にエントリーを見送っていたら利益0
  • 最初のエントリーで失敗しても損失は小さい

これは利益確定(イグジット)ではなく、入り口のタイミングの話ですが、同じことが言えます。
トレードの鉄則は損小利大を狙うことにあるなら

  1. 損切りのポイントがわかりやすくかつ
  2. 損切りになっても損失が大したことない局面であり
  3. 利益幅が大きく狙えそうな局面

こういう時は積極的にエントリーすべき、と言えます。

続いて+2αに到達した際の判断も同じです。

  1. 買い増しで大きな利益が狙える(バンドウォークが期待できる)
  2. 失敗してもプラスマイナス0

このタイミングであっさり利益確定をしているようでは、損小利大は難しいと言えると思いませんか?

エントリのタイミングもイグジットのタイミングも本質的には同じ。
仮に損になっても小ですみ、利になれば大が狙える。

こういう局面では積極的なエントリーや買い増しこそが、損小利大を実現させる最も有効な手段です。

利食い幅や損切り幅の比率だけで損小利大を実現しようとすると、損切り幅を狭めるか、利食い幅を広めるしかありませんが、後者はすぐに損切りする羽目になり、下手すると連戦連敗、初心者がやると精神的に参ってしまいますし、後者の場合、あまり利食い幅を広げてしまうとポジション保有時間が長くなり、デイトレでは時間的に不可能になってしまいます。

ポジションサイジングは、勿論、リアルタイムで相場と向き合っていないとできませんので、スイングトレーダーには難しいかもしれませんが、デイトレーダーなら絶対に取り入れたいテクニックの一つだと思います。

ちなみに今の例ですが、一番最初のエントリーの際に下方向へのバンドウォークを期待しての売りエントリーという判断もありだったと思います。

結局は上手くいかなければすぐに損切りして損失を小さくし、利益が乗ればそれを担保にさらに利益の上乗せを狙っていく。

そして1勝9敗でもお釣りがくるくらいの利益を勝てる時に取り尽くす。

こういうのが筆者の理想とするトレードです。

入り口(エントリーの方向やタイミング)も勿論大切ですが、最も大切なのは出口(利食いのタイミング)のほうなのだと感じることが多い今日このごろです。


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