FX初心者が月10万稼ぐベストな方法

これからFXを始めるという初心者が、まず、最初に目指すべき壁は、月10万円程度を安定して稼げるようになることです。

月10万円稼ぐといっても、投資資金がどれくらいあるかで、難易度も選択すべきトレード手法も変わってきます。

スポンサーリンク

種銭が1000万円以上ある場合

資金が十分にある場合、豪ドル円のスワップ金利だけで月10万稼げるか?でも書いた通り、スワップ金利だけで、月10万稼ぐことは十分可能です。

または、ミラートレーダーなどのシステムトレードを使っても、年利10%程度なら、それほど難しい数字ではありません。

が、投資資金が1000万円以上ある人というのは限られているでしょう。
大抵の人は、100万円くらいから始めるものだと思います。

というわけで、種銭100万円で月10万円稼ぐためには、どういった戦略でどのくらいの勝率を挙げればいいのかをざっと計算してみます。

投資金100万円で月10万稼ぐためには?

選択通貨はドル円で、ドル円のレートが1ドル100円の場合と仮定すると、レバレッジ5倍で、5万通貨の売買ができることになります。
もっと、レバレッジをあげて、取引枚数を増やしてもいいのですが、初心者の場合は、とりあえずこのくらいが妥当だと思うので、ここではレバレッジ5倍で計算します。

5万通貨の取引で月10万円の利益を得るためには、1月で200pips取る必要があります。

スキャルピングで稼ぐ場合

スキャルピングで5pips抜き(損切りも5pips)を目指すと仮定します。

スキャルピングの場合、1日100回以上はトレードできるでしょうから、仮に1日100往復とすると、一カ月20営業日で、2000回のトレードが可能になります。

1回5pips抜きで、計200pips抜くためには、40回の勝ち越しが必要、と計算すると、1020勝980敗(勝率5割1分)でOK………といいたいところですが、実は、トレード回数が増えれば増えるほど、取引コスト(スプレッド×取引回数)も馬鹿になりません。

ドル円のスプレッドが0,5pipsの業者でトレードしたとすると、一カ月2000回のトレードで1000pips分の取引コストが発生しますが、これはなんと目標値(一カ月200pips)の5倍です!

つまり、スプレッドを計算に入れると、一カ月1200pips稼ぐ必要があり、そのためには240回の勝ち越しが必要になってくる計算になります。要するに1120勝880敗(勝率5割6分)が必要です。

FX初心者が勝率5割6分で勝ち続けることは可能か

実は、個人的には、FX初心者が2000回のトレードを勝率5割6分で乗り切るのは、ビギナーズラックでもない限り、困難だと考えます。
何故なら、FX初心者とは、いわばトレードスキル0であり、トレードスキル0の人の相場予想が当たる勝つ確率は、せいぜいギャンブルと同じ、5割前後が関の山だと思われるからです。

要するにトレード回数を重ねれば重ねるほど、取引コストだけがかさみ、その分だけ損失が拡大していく、ということです。

2000回のトレードで勝率5割、スプレッド0,5pips、5万通貨での取引の場合、取引コストは1か月で50万円にも達するので、その損失は投資金100万円しかない人にとってはほとんど致命的といっても過言ではありません。

おそらく現実的にこういうトレードをして、一カ月で資金を半分にして、相場から退場していく人は多いのではないでしょうか。

少し値幅を広げてみる

取引回数が多くなりすぎると、如何に今のFX業界の取引コスト(スプレッド)が安いと言っても、結構馬鹿にならないことがわかりました。

なので、取引回数を減らすべく、今度は、1回のトレードで20pips抜きを目指す場合を考えます。

ドル円のボラティリティの少なさを考慮すると、この場合、1日20~50回程度しかトレードできないと思われますが、ここでは間をとって30回として考えます。
すると、月600回トレード可能で、取引コストは300pips。これは目標値幅200pipsの1,5倍で、先ほどの5倍から、大きく割合を減らすことができたことになります。

月10万稼ぐためには、計500pips、つまり25勝の勝ち越しが必要なので、だいたい313勝287敗(勝率522)程度の成績で十分、という計算になります。

最低限必要な勝率は5割5分から5割2分と、若干減らすことに成功しました。

もっと値幅を広げてみる

今度はもっと値幅を広げて、50pips抜き(リカク幅も損切り幅も同じ)を目指す場合を考えてみます。

この場合、ドル円の場合、おそらく1日1回、多くても2回しかトレード機会はないと思われます(ドル円の1日の平均変動幅は1円)。

まあ、昼間会社員とか学生をしている人は、1日1回しかしない、という人は多いかもしれませんが。

1日の高安を捕まえるのは難しいことを考えると、やはり1日1トレード、とみるのが現実だと思うので、そう仮定した場合、一カ月20回のトレードになり、取引コストは10pips。目標値幅の5%まで下がりました。ここまでくればもう無視してもいいレベルだと思います。

というわけで、今回は取引コストを無視して、20回のトレードで200pips取るとして計算すると、50pips抜きだから、20回のトレードで4の買い越しが必要、要するに12勝8敗(勝率6割)です。

なんと、今度は必要勝率がまたしても上がってしまいました。
1日100pips抜きだとしても、4の勝ち越しが必要で、勝率11勝9敗(5割5分)ですから、20pips抜きよりも、必要勝率が上がっていることがわかります。

要するにFX初心者にとってもベストなトレード手法は?

以上のことからわかることは

  1. スキャルピングは取引コストが馬鹿にならない
  2. 決済幅を広げると、取引コストの割合が低下して、必要勝率低下
  3. しかしその結果、トレード回数が少なくなりすぎると、今度は、かえって必要勝率が高くなる

要するに

  • トレード回数が多ければ多いほど良し
  • 決済幅が広ければ広いほど良し

ということになりそうです。
ただし、トレード回数を増やすことと、決済幅を広げることは多くの場合矛盾しますが(笑)。

どの程度の値幅を狙うのがベストなのか、については、他の要素(リカクと損切り幅の比率や、その通貨ペアのボラティリティなど)も含めて考えないといけないので一概には言えませんが、今回の単純な計算によると以下の順で、利益が上げやすい、ということになりそうです。

  1. 20pips抜きのデイトレ
  2. 5pips抜きのスキャルピング
  3. 50pips抜きの1日1回トレード

偶然かもしれませんが、FXで負けている初心者は、2と3が圧倒的に多い様に感じます。

投資金100万円で、月10万稼ぐということは、年利220%を目標にするということなので、本当はそれ自体が非現実的な目標なのですが、どうせ挑戦するなら、確率の高い方法を選んだほうが良いのは言うまでもないですね。

もう一度書きますが

  • トレード回数が多ければ多いほど良し
  • 決済幅が広ければ広いほど良し

というのは、その他の要素を含めても、結構、真実に迫っているように思います。

FX初心者の方は、頭に入れておいて、決して損はないと思います。


これからFXを始める人におすすめの3社

  • DMM.com証券「DMM FX」
    DMM.com証券「DMM FX」は、GMOクリック証券「FXネオ」と並んで国内最大手の人気FX業者です。スプレッドは業界最狭水準、サポートも丁寧で親切。取引ツールも非常に使いやすく、いろいろなFX業者を渡り歩いてきましたが、結局DMMFXが一番使いやすかったです。
  • GMOクリック証券「FXネオ」
    GMOクリック証券の「FXネオ」は4年連続FX取引高世界第1位、預かり資産国内第1位の国内最大手のブローカーです。業界最狭水準のスプレッドに加え高スワップ、使いやすい取引ツールと初心者から上級者まであらゆるニーズに答えてくれます。口座開設に迷ったらここかDMMFXを選んでおくと間違いありません。
    >>GMOクリック証券とDMM.com証券の比較はこちら
  • SBIFX TRADE
    SBIグループのFX業者。信頼性の高さと業界最低水準の取引コスト、また最小取引単位が1通貨(必要証拠金5円程度)と少額から始められるので、初心者を中心に人気があります。また詳細ページでも書いていますが、ユーザーへの情報開示も積極的に行っているため、スリッページやストップ狩りなど、FX業界全体に不信感をお持ちの方に特におすすめ。

関連記事一覧

PAGE TOP ↑