老後の貯蓄のために株やFXなどの副業は必要か

年金問題や国の借金問題など、先行きの見えない時代に突入しました。
安心して老後を過ごすためには、一体どれくらいお金が必要なのか。多くの人が気になるのではないでしょうか。

勿論、定年退職後の老後にどれくらいの生活水準を求めるかで、必要な金額も変わりますので、ケースバイケースではありますが、一般手金言われている「老後の蓄え、これくらいは欲しい」という水準をまとめてみます。

スポンサーリンク

老後の蓄えとして必要な貯蓄の目安

老後の生活費の目安として、一般に現役時代の7割から8割が必要、と言われています。

歳をとると、健康保険の自己負担額も少なくなり、会社の同僚との付き合い等も減りますから、そのあたりを踏まえての上記計算式ですが、あくまで上記の計算式は生活費。

人間としての必要最低限の生活を送るために必要なお金の計算です。

老後に「夫婦で世界一周旅行にいきたい」といった願望を持っているような人は、より多くのお金が必要ですし、歳をとると、医療や介護に必要になるお金も増えるので、そういったものを考えると、結構なお金が必要になってきます。

とても年金だけでは賄うことはできませんので、定年退職後もパートやアルバイトをしたり、子供の仕送りに期待するしかないと考えている人は多いのではないでしょうか。

必要生活費のシミュレーション

老後の生活費は、前述したように現役時代の7割から8割、が目安です。

仮に現役時代、夫婦二人で月30万の生活費だった場合

1年あたり30万×8割×12ヵ月=288万円

が必要な計算になります。

つまり

65歳で定年退職、夫婦2人で日本人の平均寿命である85歳まで生きる

となると

288万円×20年=5760万円。

ということになります。

ただし、これは夫婦が同い年で同じ年齢で死を迎える場合であり、実際には妻のほうが年が若く、5年以上、夫より長生きする傾向にあります(厚生労働省より)。

妻の生活費は、夫婦二人が健在だったころの半分ではなく、実際には8割程度が必要です。

なので、この場合

夫が他界した後の妻の生活費=288万×8割×5年=1152万円

が、先ほどの5760万に加算されることになります。

老後必要な生活費:約6900万円という計算になります。

必要なのは生活費だけじゃない

前述したように、必要最低限の生活費だけでなく、旅行など、趣味に使うお金、医療・介護費、住宅ローン残高、車の維持費、何かあった時の予備費、なども必要です。

これらに必要なお金の計算はまさにケースバイケースですが、やはり定年退職後20年生きることを想定するなら二人で月10万は最低でも必要な気がします。
すると、年間120万、20年で2400万が必要、ということになるので、先ほどの6900万に加えると

老後最低限必要なお金=9300万程度

という計算になります。

老後の収入源

次は定年退職後の収入について計算してみます。

定年退職後、一切働かず、投資もしないと仮定した場合、老後の収入源は主に3つ。

  1. 退職金
  2. 年金
  3. 子供からの仕送り

まず1ですが、退職金は平均して2000万程度もらえるそうです(厚生労働省より)。

また2の年金ですが、老齢基礎年金を6万5千円、老齢厚生年金を10万円、遺族厚生年金を7万5千円として、先ほどの例に当てはめて計算すると

夫:老齢基礎年金(6.5万円)+老齢厚生年金(10万円)×12カ月×20年=3千960万
妻:老齢基礎年金(6.5万円)×25年+遺族厚生年金(7.5万円)×5年=1625+375=2000万

年金収入:合計5960万円

ということになります。

以上はざっとした計算ですし、これは人によってそれぞれ異なるので誤差はかなりあると思いますが、いずれにせよ、子供からの仕送りが全く期待できない老夫婦の場合でも、退職金と年金収入合わせて8000万程度はもらえる、と考えてもよさそうです。

定年退職までにこれくら貯蓄があれば安心

先ほど計算した定年退職後に必要なお金9300万円程度から、定年退職後の収入合計8000万円を引くと約1300万。

何度も言うように上記の計算は1つの例であり、誰にでも当てはまるわけではありませんが、だいたい定年退職までに1000万以上貯金があればなんとかなると考えても良いのではないでしょうか(この計算では子供からの仕送り等の支援は含まれていませので、親孝行な子供をお持ちなら、もしかすると貯金なんて一切なくても平気かもしれません)。

自分で計算しておいてなんですが、個人的な感想を言わせてもらうと、これは意外と少ない金額のような気がします(一般にアンケート等から算出された多くの人が思っている老後に必要なお金は3000万だそうです)。

1000万の貯蓄というのは月5万の積み立てを20年間すれば、達成できる数字ですから、贅沢さえしなければ多くの人が実現可能なのではないでしょうか。

老後の生活が心配で毎日冷や汗をかきながらFXで悪戦苦闘をしている私からすると、なんだか「あれ?わざわざリスクを冒してFXなんてする必要ってないのかも」と思えてきました(笑)。

勿論、お金はありすぎて困るということはありませんし、仮にFXで毎月5万円を20年間稼ぐことができれば、老後に1000万以上の余裕資金が生まれることになるので、老後、贅沢な暮らしがしたいなら、FXや株をするのも悪くないのかもしれません。

しかし、人並みの生活でいいなら投資なんてしなくても大丈夫ということになりそうですね。

勿論、今後年金制度が破たんする可能性は否定できませんし、世の中何が起こるかわかりません。

そう考えると、お金はあるに越したことはないので、今後も私はFXを続けるとは思いますが「そんなに大きなリターンを追求しなくても良い」ことがわかっただけでも、ほんの少し背負っているものが軽くなったような気がします。

追記

ちなみに平成25年度の「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯」の家計収支の平均は月マイナス7万円だそうです。
上記の計算式は65歳で定年退職、85歳まで生きる例でしたが、これに当てはめると定年退職までに必要な貯蓄額は

7万×12ヵ月×20年=1680万円

で、筆者の概算よりも400万ほど多いようです。

それでも一般に言われている3000万よりははるかに少ない金額ですが、やはり計算の仕方によって結構なバラつきがあるようなので、今の日本の現状を考えると、やっぱり投資なり副業なりして毎月10万円程度の積み立てはしておいたほうが良いようですね。


これからFXを始める人におすすめの3社

  • DMM.com証券「DMM FX」
    DMM.com証券「DMM FX」は、GMOクリック証券「FXネオ」と並んで国内最大手の人気FX業者です。スプレッドは業界最狭水準、サポートも丁寧で親切。取引ツールも非常に使いやすく、いろいろなFX業者を渡り歩いてきましたが、結局DMMFXが一番使いやすかったです。
  • GMOクリック証券「FXネオ」
    GMOクリック証券の「FXネオ」は4年連続FX取引高世界第1位、預かり資産国内第1位の国内最大手のブローカーです。業界最狭水準のスプレッドに加え高スワップ、使いやすい取引ツールと初心者から上級者まであらゆるニーズに答えてくれます。口座開設に迷ったらここかDMMFXを選んでおくと間違いありません。
    >>GMOクリック証券とDMM.com証券の比較はこちら
  • SBIFX TRADE
    SBIグループのFX業者。信頼性の高さと業界最低水準の取引コスト、また最小取引単位が1通貨(必要証拠金5円程度)と少額から始められるので、初心者を中心に人気があります。また詳細ページでも書いていますが、ユーザーへの情報開示も積極的に行っているため、スリッページやストップ狩りなど、FX業界全体に不信感をお持ちの方に特におすすめ。

関連記事一覧

PAGE TOP ↑